復縁成功10年の秘密と本質

本気で復縁を目指す人のための難しい話

元カノ元彼の幼少期を勝手に推測すれば復縁共感力が高まる

元恋人の幼少期を勝手に推測すれば共感力が高まり復縁可能性がアップします。

復縁を目指し始めた段階では皆さんは自分自身の復縁欲で頭がいっぱいで、元恋人が今何をしているか、どんなLINEをすれば相手から返事が返ってくるか、新しい恋人ができていないかなど、

実はいくら考えても復縁可能性が高まらない目先の事ばかり考えてしまいます。

 

元カノ元カレの心の傷や家庭環境を想像すると復縁可能性が高まる

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恋愛上好ましくない性格や些細な事にこだわってしまう性格、普通とはちょっと違う性格の原因は全て幼少期にあります。
たとえ社会人になってから発生した良くない性格だと感じたとしても、社会人になってからそのような性格になってしまう原因はやはり幼少期にあるのです。
 
例えばよくあるのが
「自分は中学生の時にいじめられてこんな性格になってしまった。そのいじめが今の性格の原因です」というような言葉です。
それは根本的な原因ではありません。
「いじめを受けたときに親がどう対応してくれたか」
「いじめられる事といじめられる事に関して、小学校低学年の頃にどんなことを親から教えられていたか」
それによって同じいじめ攻撃を受けたとしても、性格の変わり方は人によって違います。
 
ですからやはりどんなことに関しても性格の根本は幼少期なのです。そしてその幼少期の寂しい経験や辛い経験があなたの恋愛観を歪ませ、あなたは恋人に対して「家族の様な愛」を要求してしまいます。

この事実は本当に重要な事ですので私も何度も動画でお話ししています。

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これはあなたもそうですし、元恋人もそうです。


ですからぜひ相手の性格から推測される幼少期の出来事を勝手に推測してみて下さい。


彼(彼女)にもこんな過去があったかもしれない、
彼(彼女)の幼少期はこんな風だったかもしれない、
彼(彼女)はこういうことをいつも言うから、きっと幼少期にはこんなことがあったんだろう、


そう考えると付き合ってる時には納得できなかった彼(彼女)の性格を共感を持って受け入れることができるようなります。
 
だってそんなにかわいそうなことがあったんだから!と思うことができます。
つまり相手に対して優しくなり共感することができるようになります


さらにそのように勝手に推測して考えることが自分を客観視して考えることにもつながります。
彼の性格の原因を勝手に推測したように自分の性格の原因を推測してみましょう。
自分の場合は実際の自分の出来事が思い出せるわけですから、さらに明確に推測することができます。
客観視できるようになるわけです。
 
自分の心の中の感情部分を切り離して、客観的な事実を冷静に考える練習になるのです。


恋人の心の不安階層表を推測するのも復縁に役立つ

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あなたの元カレ元カノ、妻や夫の不安階層表を推測して考えてみることも、相手の発言や行動にイライラせず、納得できない部分を受け流し、相手の気持ちに共感できる人間になるためには極めて有効です。


不安階層表とは自分自身が直面する恐怖や不安のレベルを順序立てて表現したものです。
これはトラウマを治療する持続エクスポージャー療法などの心理療法で頻繁に使用されます。


持続エクスポージャー療法では自分自身のトラウマに関連する恐怖や不安を徐々に直面させることで恐怖反応を軽減することを目指すのですが、
この時に10段階の不安階層表を作成して、最もレベルの低いものから徐々にその恐怖や不安等を食事していくような流れで心理療法が行われます。


不安階層表を作成するときにはトラウマに関連するイメージ、場所、思い出などが含まれます。恐怖のレベルが低いものから始め、徐々により恐怖心のある状況に直面していくことで恐怖反応を軽減させることができます。

 
例えば、高所恐怖症の不安階層表の例としては、下記のようになります。


レベル10 FREEFALL・ドロップタワーに乗る
レベル9 竜神大吊橋のガラス部分に立って下を見る
レベル8  観覧車に乗る
レベル7  東京タワーの展望台から町を見下ろす
レベル6  ジェットコースターに乗る
レベル5  駅前ビルのエレベーターが上昇中に下を見る
レベル4  駅前ビルのエレベーターに乗る
レベル3  自宅の屋根に登る
レベル2  自宅の庭の松の木のてっぺんまで登る
レベル1  自宅の2階の窓から下を見る。


これを参考にして、あなたの元カノ元カレの性格に関して不安階層表を勝手に作ってみてください。
その場合は上記の高所恐怖症の例のように具体的行動目標までは考えなくてもいいです。
元カノ元カレは何が不安だったんだろうとじっくり考えながら「〜〜が不安」という形式でいいので、相手の不安階層表を作ってみましょう。
 
実際に私も、昔の交際相手女性の不安階層表を勝手に推測して作ってみました。


レベル10  結婚生活が失敗せず老後まで続くか不安
レベル9  結婚できるかどうか不安
レベル8  自分だけではなく家族も守ってくれるかどうか不安
レベル7  常に笑って楽しく過ごせるかどうか不安
レベル6  安定した収入が得られるかどうか不安
レベル5  自分が永久に働かなければならないのか不安
レベル4  自分自身の愛の努力が裏切られないか不安
レベル3  頼りがいがあり甲斐性ある男性が現れるか不安
レベル2  誰か最後まで自分を守ってくれる人がいるのか不安
レベル1  このままの人生の流れでいいのか漠然と不安


このように客観的に元カノのことを考えてみると、私自身が当時納得できなかった元カノの行動や発言等をすべて許せる…というよりも、
こんな不安だらけの相手のその不安を少しも解消させることができなかった自分自身に情けなくなります。
 
そしてこのようにして客観的に元恋人の不安階層表を考えることができたら、それに対応した「自分はどうすべきだったか表」も考えて作ってみましょう。
 


レベル10  婚姻届だけでも早めに出して、後日お金が貯まりしっかりと結婚式を挙げて相手を幸せにすることを皆の前で誓約すべきだった。
レベル9  早めに結婚への動きを開始すべきだった。結婚に関すること、結婚の流れを全く勉強していなかった。
レベル8  もっと相手の親と交流すべきだった
レベル7  地元の周辺で遊ぶのではなく観光地やテーマパークに頻繁に出かけるべきだった
レベル6  仕事に関する勉強をしっかり行い、仕事の幅を広げるべきだった。
レベル5  君が働かなくても自分が働くから大丈夫と言えるような収入をもっと早めに得るべきだった
レベル4  ただ好きだと言うのではなく自己犠牲が伴う愛情行動をすべきだった。愛情表現だけでは足りなかった。
レベル3  消費者金融への借金をもっと早めに返済して社会的信用をアップさせるべきだった。
レベル2  頻繁に出張がある仕事形態を改め、出張しなくていい仕事形態を作るべきだった
レベル1  自分自身が人生とはこのような流れだという明確な人生観を持っていなかった。人生に関する本を読み人生観を持ってしっかりと生活すべきだった。


過去のことを思い出して考えてみましたが、これら全てが実現できていれば私は浮気され捨てられる事はなかったでしょう。

(私は全ての恋愛が相手に浮気されて捨てられる形で終わっています)
 
このようにして、相手の不安階層表を作れば自分自身がやるべきこと・なすべきことが明確になってくるのです。

 
自分自身の幼少期の辛い記憶を掘り下げなければ復縁は何も進まない

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幼少期の家庭環境が恋愛感の歪みにつながるという研究はかなり昔からあり、心理学界隈ではもはや当然の事実として認識されています。

 

例えばイギリスの精神科医ジョン・ボウルビィの「愛着理論」は、幼少期の親子の関係が個人の恋愛関係に及ぼす影響を説明するための理論で、様々な研究で強く支持されています。


幼少期に親との安定した愛着関係を持つことができた幼児は、安全な愛着スタイルを形成し健康的な恋愛関係を築きやすいのです。
 
愛着スタイルとは人に対して愛の気持ちを持って接する時のやり方、という様な意味です。
とても簡潔に言えば「愛し方」です。
 
例えば幼少期の家庭環境が安定していて、両親ともに虐待や過保護なども無く適切な愛情を子供に注いでくれていた子供を想像してください。


そんな温かい家庭で育った子供は、
愛すべき存在との距離感や適切なコミュニケーション術、

そして愛してくれる存在との距離感や適切なコミュニケーション術を、
幼少期から10年以上にわたって穏やかな精神状態の中で訓練され続けてきたと言えるわけです。
 
幼少期〜青少年期にかけての親との関係は、完全に恋愛観に直結しています。
 
親が忙しくてあまり子供の話を聞いてくれなかったら、その子供は大人になってから恋人に対して私の話を聞いてくれ、俺の話を聞いてくれと、自分の話ばかり主張する恋愛スタイルになるでしょう。
そしてその恋人は、その異常な自己主張に疲れて離れていってしまうわけです。
当たり前のことなのです。
 
ジョン・ボウルビィの愛着理論では、
安全な愛着スタイル、
不安定な愛着スタイル回避型
不安な愛着スタイル抱擁型の3つの主要な愛着スタイルが存在するとされています。


これらの愛着スタイルは幼児期の親子の相互作用の質に基づいて形成されます。


成人期においてもこの愛着スタイルは恋愛関係の形成や維持に影響を与えてしまいます。
 
安全な愛着スタイル

幼少期に安定した愛着関係を経験した人は、安全な愛着スタイルを持ちやすいとされています。


成人期においては、安全な愛着スタイルを持つ人は自己価値感が高くて恋人と親密な関係を築きやすい傾向があります。 
からしっかり愛されてきたため人間の愛に対する信頼がありますから、恋人を疑ったり恋人を試したりする事はあまりありません。
 
自分が何をしても遠くからしっかり愛し続けてくれた親のように恋人も自分を愛してくれると信じていますから、浮気を疑う事もあまりありません。


不安定な愛着スタイル回避型
不安定な愛着スタイルを持つ人は、幼少期に不安定な愛着関係を経験した可能性があります。


成人期においては回避的な愛着スタイルを持つ人は、親密さや感情の表現を避けがちで自立性を重視する傾向があります。
恋人に弱みを話さない、自分の弱点を隠す、見栄を張る、話し合うのが苦手、相手のことをお構いなしに自分の好きなことをやる、愛情表現ができない、愛してる大好きだよと言えない、というような特徴があります。
 
親密さやエモーショナルなつながりを避けがちで、過度な自立性(恋人そっちのけで友達と充実して遊ぶ)や恋人として向き合うことの回避が見られることがあります。

 

不安定な愛着スタイル抱擁型
相手への依存や束縛が発生するタイプは大体これです。

相手に強く話し合いを求め、相手に自分の気持ちをわかってもらおうとしつこく自分の気持ちを主張し、別れ際にはしつこく何度も表面上の謝罪をして、なんとしても愛してもらおうとし続ける。
つまり「抱擁=抱きしめ」を強く求めているわけです。


不安定な愛着スタイルの回避型は、親から愛されなかったことにより愛を諦めている傾向があります。
それに対してこの不安定な愛着スタイル抱擁型は、親から愛されなかったことにより愛を異常に求めている傾向があるというイメージですね。


安全な愛着スタイルを持つ人は、同様の安全な愛着スタイルを持つパートナーを選ぶ傾向がありますが、
不安定な愛着スタイルを持つあなたが、安全な愛着スタイルを持つ恋人と付き合ってしまうと、その相手としてはあなたの不安定さに耐えられず離れていくことになるわけです。
 
なぜなら不安定な愛着スタイルの人は恋人からの愛を求めているのではなく、親からの愛を求めているからです。
恋人に対して、自分のことを愛してくれる愛に満ちた親を演じるように無意識的に要求しているのです。
 
でももちろん相手は親ではありませんし、親にはなれません。
ですからその不安定な愛着スタイルの人は遅かれ早かれ切り捨てられてしまうのです。
 
相手は恋人同士の恋愛をしているのに、
あなたは親の愛情を要求してくるからです…
 
これらのことからも復縁を目指すのであれば、

親との関係性を改めて考えることや、

愛してくれなかった親に対してなぜ愛してくれなかったのかと強く質問すること、

愛が足りなかった親に対して私のこと・俺のことをどう思っていた?子供の頃かわいかった?愛してくれていた?と質問すること、
そしてその親子問答の中で、自分の恋愛観を再認識していくことがどれだけ重要なことがわかると思います。
 
復縁を目指すならぜひこのことを意識して実際に行動してください。

 

www.concierge-toukai.jp

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