復縁成功10年の秘密と本質

本気で復縁を目指す人のための難しい話

元彼元カノの「本心」と「隠された弱み」を見抜く投影法のやり方解説

元恋人の「本心」と「隠された弱み」を見抜く投影法のやり方を解説していきます。

この方法は、段階的にしっかり理解していかないと理解していかなければ使うことができません。

 

ですからぜひ最初からしっかりとお読みください。

 

彼氏彼女から捨てられたら生きていけないのは自分なのに

さて、あなたは元カノ(元カレ)に対して
「君には僕が必要だ」と言った事はありませんか?

 
でも正確に言うと、その時あなたこそが彼女を必要としていたんですよね。

 
その自分の弱さを素直に吐き出すことができず、認めることができず、

君には僕が必要だという言い方をしてしまったのです。

 
そう思うことで自分の弱い心から目を背け、

本当は相手を必要としているのは弱い自分なのに、
さも元カノの方が自分を必要としているかのように嘘の発言をし、

元カノをコントロールしようとしています。

 
本当は自分こそがその元カノを必要としていたのに、その弱い感情を相手にぶつけながら相手を巻き込んでコントロールし安心を得ようとしている発言が「君には僕が必要だ」です。

  

・1人になるのが怖い、

・僕には彼女が必要だ、

・彼女から捨てられたら生きていけない

という自分の中のネガティブな感情と向き合うことが苦手なため、

さも相手の方にそのネガティブな感情があるかの様に発言し、

相手に自分のネガティブな感情を押し付けつつ

「自分と相手の境界線を曖昧にしようとしている」わけです。

「君には俺が必要だ」は、本当は必要なのは自分なのに、君には俺が必要だと相手に言うことによって相手にそう思わせるようにコントロールして…

 

もはや自分のことなんだか相手のことなんだか分からなくなってきていますよね。

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これを投影性同一視といいます。

投影同一視は境界性パーソナリティ障害の人がよくやりがちな病的行動です。

自分の内面のおぞましい感情を無理矢理相手のものだと押し付けるのが投影、

自分と相手の境目が「わけわかんなくなってきている」のが「同一視」の部分です。

 
別の言い方をすれば「自分の心の弱さから発する、微妙な悪口による洗脳」これが投影同一視です。

 
私も同じようなことを妻に言ったことがあります。

  
私からすると子供を愛そうとしていない妻に対して「努力しないと家族は壊れるんだぞ!お前は努力していない!」と言ったことがあります。

  
この言葉も実は投影同一視の言葉です。
その時私の中には「家族がバラバラになるのは絶対に嫌だ」という恐怖がありました。
つまり自分の異常な家族へのこだわりを少し抑える努力から逃げて、
その異常な家族へのこだわり感情を妻に投げつけました。
そして「努力しないと家族とは壊れるものだ」という自分のネガティブな家族イメージを、妻に持たせようとしていたのです。

 

本当は努力していないのは私でした。

自分の異常な家族へのこだわりを抑える努力をしていないのは私だったのです。

その自分の内面と向き合うのが面倒なので「お前が考え方を俺に合わせろ」と言っているに等しいですよね。

やはり妻をコントロールしようとして自分と妻との境界が曖昧になっています。

 

ちなみに私が親の離婚などの影響を受けておかしな家族意識・家族観を持ってしまった詳しい話はこの動画で解説していますので併せてご覧ください。

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また恋愛の話に戻しましょう。

  
例えば「会わずにLINEだけで別れを切り出してくるなんて君は卑怯者だよ!ズルいよ!」という言葉を別れ話の時に元カレ元カノに言った人もいるかもしれません。

 
確かに相手の行動も卑怯かもしれませんが
その卑怯という言葉は実は自分の欠点であることが多いです。

 
自分もその恋人とのお付き合いの中で散々卑怯なことをしてきている。
その卑怯な自分は嫌だ。

なんとなく自分は卑怯者だとわかっている。

 
でもその事実と向き合いたくない。

今この状況で自分も卑怯でしたと言いたくない。

自分は卑怯者じゃない!

 
だから「お前は卑怯だ」と言う事で、その自分のおぞましい内面を相手にぶん投げて

「卑怯なのは相手。自分は卑怯じゃない。自分は卑怯じゃなかったのに別れを告げられている」という被害者意識の安心感を感じているわけです。

 
そして、安心を感じながらやはり相手をコントロールしようとしています。

(別れさせない方向にコントロールしようとしている)

 
自分の弱さを隠し、

その弱さを相手の中にわざわざ見つけ、

もしくは難癖をつけてその弱さが相手のほうにあると思わせながら、

自分の問題なのに相手の問題にしてしまい、

相手をコントロールしようとしています。完璧な投影同一視です。

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相手に対する何かしらの悪口は、
大体自分が感じている自分の欠点です。

 
むしろ自分が感じていない自分の欠点は、人間はほぼ気にしないし認識できません。

 
あなたも元カレや元カノに対して、何か注意したことがあると思います。
特に歳の差カップルであなたが年上の場合、年下の元カレ元カノに対して注意をしたり、指導的なアドバイスをしたりしたことが絶対にあったはずです。

 
でも冷静に考えてみてください、その注意や指導は、あなたもかつてしっかりできていなかったところであるはずです。

「他人への悪口には、自分の弱みが含まれている」という事も一緒に覚えておいてください。

  

そういう意味では、他人への悪口もある種の投影同一視の仲間なのです。

 
ちなみに彼氏や彼女と別れ話をしている時、あなた自身は別れたくないのに、
「あなたは私と別れたいんでしょ」
「君は俺のことが嫌いなんだよね」
と言ってしまうことがありますよね。
いわゆるひねくれ発言ですね。

 
これは投影同一視ではなく、自虐という心の防衛機制になります。

 
人にはこのように多かれ少なかれ、自分の気持ちを他人に投影してしまう傾向があるのです。
これを応用すると、比較的簡単に相手の真意を聞き出すことができます。

 

元彼元カノの本心を聞き出す方法「投影法」

 
そのためには
「架空の投影先をでっち上げること」が重要です。

 
つまり
「私の友達がこんな感じで恋愛で悩んでて、彼氏が自分のことばっかり話すタイプなんだよね。こっちの話を聞いてくれないの」と言って、実際のあなたに似た架空の投影先を作り上げるわけです。

 

そうすると相手は、
自分自身の不満やネガティブな意見をその架空の投影先にぶつける事になります。

 
そして「その彼氏は自分さえ良ければいいんだよ。最初に自分が幸せにならないと恋人の幸せを考えられないんだ」
などとその架空の投影先に対する批判を口にします。

  
その時その言葉は、相手の本心です。
そして、さらにはその悪口はその人自身の欠点でもある可能性が高いわけです。

 
投影同一視の例のように自分自身の心の中の弱みや欠点を、別の誰かに投影させて喋っている可能性があるからです。
「自分さえ良ければいいんだよ」と思っているのは実は自分なのに相手もそう思っていると思い込み、自分の心の中の自分さえ良ければいいという自己中心的な思考から目を背けようとしている可能性があるのです。

 

その対象者は自分の心を守る防衛機制として、相手に対するネガティブな不満を「あたかも自分のことでは無いように」吐き出しています。

 
偽の投影先を作ることで、相手の本心をホログラムのように浮き彫りにさせるテクニックだと言えます。

 
例えばあなたと似たようなダメな男性や女性が主人公の映画を見せて「こいつはどうすれば幸せになれると思う?」元カノ元カレに聞いてみましょう。
そうすれば、元カノ元カレは「こうすれば幸せになれる」と言うはずですが、それはあなたへの想いです。

 
そしてそこに悪口の要素が入っていたときには、
その悪口の要素はあなたに対する悪口であると同時に、その元カレ元カノ自身の心の欠点でもあるのです。

 

投影同一視を活用して相手の本心を分析する精神分析法を投影法と呼びます。

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ですから今まで私は「投影同一視」からの「投影法」の解説をしていたわけです。

 
相手の本心を聞き出したい時、 相手の状況と似た偽の状況を相手に説明してその状況に関してどう思うか尋ねることで、相手はついついその状況を自分のことのように捉え、自分の本心を話してしまう…

投影法は相手の心の中にある本当の感情や思考を明らかにするために自分と同じような状況を相手に提示して相手の反応を見ます。

 

この分析法は、元カレや元カノの精神を分析するのにそのまま活用できます。

  
相手が自分の感情や思考をその状況に投影することでその本心を引き出す技術です。
これは心理学やカウンセリング、コーチングなどの分野でよく使われていて心理学者カール・ユングによって提唱された概念です。

 
投影法は以下のような手順で行われます。 
①相手に似た状況を提示する 
②相手がその状況にどのように反応するか、どのような考え方を述べるかを観察する。
③相手の反応から、その内面にある感情や問題を推測する 
④相手に対して推測した感情や問題について質問し、その原因を探っていく。

 
投影法の中の一つに、セオドア・ショドラックによる「ロールシャッハテスト」があります。

これは有名ですよね。

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人によってはいろんなものに見えるような謎の模様を見せて、

それに何を感じるか・それが何に見えるかを質問して相手の内面を理解する手法です。

 
自分の心の闇やネガティブな気持ちを人物に対してではなく、謎の模様に対して投影するわけです。これも投影法の一つの応用形といえます。

 
投影法を実際に使う際に最も有効で自然なやり方は、時事ニュースを引き合いに出すことです。

 

例えば少し前にガーシー元議員が、77歳の母親が住んでいる実家に警察がガサ入れに入りその高齢の母親も交流されたことに関して「自分はどうなってもいいから、母親だけは勘弁してと泣いてことに関してどう思う?」と元カレ元カノに聞けばいいのです。
(聞ける関係である場合。そんなこと聞ける関係ではない場合に無理矢理聞くのはもちろん絶対にダメです)

 
そのように元カレ元カノに聞くことによって、
相手の家族観、家族愛
犯罪的行為への許容度
自分の意見を抑え込める性格がどうか
自分の気持ちを隠す性格かどうか
などが如実にわかります。

 
それに合わせてあなたも復縁のための自分磨きを頑張っていけば良いのです。

 
例えば、私がもしその質問を聞かれたなら
「涙が全然出ていなかったよね。嘘泣きだよね」と答えると思います。
私自身の考えをその質問の回答に投影しているのです。

 
という事はその答えから推測されることは
①嘘泣きは大嫌い。
②自分自身嘘泣きしてしまうかもしれないと思っている。大事な時に泣けるかどうか心配。
③だからこそ泣くということを重要視している。
④ 素直に泣かない人はなんか嫌だ
⑤つまり感情表現が豊かじゃない人がなんか嫌だ
という事です。

 
よく考えると、かなり深いところまで深掘りできるのです。

 
恋愛的な時事ニュースを自然に引き合いに出すことができれば、さらにいろいろなことがわかります。

 
例えば少し前にみちょぱこと池田美優さんが結婚しましたが、最近その結婚生活のインタビュー記事がYahoo!ニュースに載っていました。

 

そのニュースでは、毎日一緒にお風呂に入って朝から晩まで一緒で楽しいと書いてありました。

 
このニュースを引き合いに出して元カノに、
みちょぱ夫婦は常に一緒にいるんだって」と話を振ってみましょう。

 
するとどんな答えが返ってくるでしょうか

 
四六時中一緒に居るのは厳しいなぁという答えが返ってきたとしましょう。

 

そこから、
→実際四六時中恋人と一緒にいるのは嫌だ
→恋人は一緒にいなければならないのかなあと感じている自分もいる。
→とはいえ自分にはそれはできないので熱愛カップルの話はあまり聞きたくない
→自分の時間を大切にしたいから結婚は晩婚で良い
→愛情表現がうざい。甘えられたくもないし甘えたくもない。
などの本心を推測することができます。

 
ここに悪口が入るともう少し深掘りできます。

 

「四六時中一緒にいるなんてバカみたい」

と、相手を馬鹿にする言葉まで入ってきた場合は、
→あなたかもしくは昔の恋人と四六時中一緒にいて嫌な思いをした
→四六時中一緒にいる恋人や夫婦を馬鹿にしている
→なぜなら自分のお父さんお母さんが仲が悪かったから。
→とは言えお父さんお母さんは大事だから、こういうニュースを見るとお父さんお母さんが馬鹿にされているように感じる。
→両親と仲が良くないように見えるが、本心は両親大好き。
→四六時中一緒にいて仲良くしている両親がよかったなぁと思っている。


このように家庭環境まで推測することができます。

 
そしてこれは仮定の話ですが、
そんな家庭環境の彼女に対してもしあなたが
「君の家庭って家族みんなが少し離れて良い距離で自立して生活していてかっこいいね」という言葉を良かれと思って伝えてしまったら、
彼女は「本当は両親がすごく仲良しの家庭がよかったのに」と感じて、その言葉に反発し、「うちの家族のこと知ったような口で喋らないでくれる!?」とキレるかもしれませんね。
 
それを言われたあなたは、
「彼女は家族の話をするとキレる人」としか思うことができません。

 
こうしてすれ違いが発生して、別れにつながっていくのです。

 

話を戻しますが、
このように「投影同一視」の理論と、「投影法」のテクニックを使うことで、彼氏や彼女、元カノ元カレ、妻や夫の本心を探ることができます。
チャンスがあればぜひ実行してみてください。

 

復縁を目指すなら本心を素直に語る性格になろう

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この記事の冒頭で説明した投影同一視の発言の例は4つありました。
「君には俺が必要だ」
「あなたの理解者は私だけだよ」
「君のやり方だと家族が壊れるぞ」
「その別れ方は卑怯だ」

 

その全てに共通して言える事は、
①本当は自分の心の中の弱みなのに、それを自分ではなく相手が持っているかのような発言をして
②自分が正しいという安心を得て、
③なおかつ相手の行動をコントロールしようとしている

ということです。

 
これが投影同一視発言ですが、
こんな発言を自然に使ってしまうようでは絶対に復縁はできません。

 
復縁するためには、自分の心の奥底の弱点を明確に知らなければなりません。
自分は何を怖がっているのか、どんな考えにとらわれているのか、その考えの原因は何か、などを掘り下げて修正して行かなければなりません。

 

あえて厳しい言葉で言うならば、あなたは性格が悪いから彼氏彼女にふられたのです。

 
その性格が悪い理由というのは大体のケースにおいて
「恋人に対して自分の弱みを隠す・嘘をつく・見栄を張る・説明しない」という事です。
自分の弱みを様々な方法でとにかく隠蔽しようとする性格を「性格が悪い」と呼ぶのです。

 
恋人に対して上から目線でものを話すのは性格が悪いですよね。
ではなぜ上から目線でものを話すのでしょうか?

 
自分はこの恋人が知らない事を知っていると思いたい。
だから自分がこの人にいろいろ教えてあげられる優しい人だと感じたい。
それによって自分は自己肯定感を感じたい。
自己肯定感を感じると気持ちが良い。

 
…正直、これらは全て全部自分の弱みですよね。

 
その弱みをあなたは元カレ元カノに説明しなかった。それが性格が悪いという事なんです。

 
性格が悪いという事は、自分の弱みを知られないようにする思考スタイルのことです。

 
自分の弱みを知られてもいい、
自分の弱みを話すことができる、
これ苦手なんだ、なぜならこんな弱みがあるからなんだと素直に話せる人は絶対性格が良いに決まってますよね。

 
この流れを逆に考えてみましょう。
復縁したいなら、性格を良くしなければいけません。
性格を良くするとは、自分の弱みを素直に相手に説明できるようになる事です。
そのためには自分の心の奥底の弱みを研究しなければいけません。
無意識レベルの心の奥底の弱みまで認識して受け止めることができれば、

わざわざ投影同一視的発言をする必要はなくなります。
そんなことをしなくても心が落ち着いていられるからです。

 
つまり、復縁すること、性格を良くすること、投影同一視的発言をしなくなること、これはすべてつながっていることなのです。

 

ですから改めてあなたも、
元カノ、元カレに対しての過去のネガティブな発言や攻撃的な発言、馬鹿にしたような発言を思い出し、
投影同一視的な発言ではなかっただろうかと胸に手を当てて考えてみてください。


その素直な行動が正確改善のための第一歩になります。


復縁を目指して前向きに頑張っていきましょう。

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