復縁成功10年の秘密と本質

本気で復縁を目指す人のための難しい話

復縁できるタイプは怒りっぽい性格を治せる人。怒りっぽい性格の原因は勝つ事へのこだわり

長い間「勝ち」を追求している生き方をしていると、どんどんストレスが溜まり性格も健康もさらに悪くなっていきます。


怒りっぽい性格の人、彼氏や彼女(妻や夫)に議論をふっかけてすぐ喧嘩をしてしまう人は、「勝ち」を追求していますよね。


自分の主張を相手が受け入れること、つまり論破を目指しています。
そしてそれが自分の基本的な生き方になっているので「長期間にわたって勝ちを追求している生き方」になってしまっています。10年も20年もその生き方だったはずです。


だからどんどんストレスが溜まり性格までどんどん悪くなって彼氏彼女(夫や妻)から捨てられることになったのです。


復縁を目指し元カレや元カノとの関係を良くしたいなら絶対にその怒りっぽい性格を直さなければなりません。


2018イリノイ大学の研究チームは、競争的な環境に置かれることが長期的なストレス反応を引き起こすことを明らかにする研究を行いました。

 

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研究チームは、ストレスホルモンであるコルチゾールの放出量が競争的な環境にいる人々で増加することを示しました。
 
研究では、大学のキャンパス内にある総合体育館で、一般的な一人スポーツを行っている学生と、大学の競技系・競争系クラブに所属している選手を対象に調査を行いました。
研究参加者は唾液サンプルを提供しコルチゾールの放出量を測定しました。
また競技クラブの選手は選手としての競争的な経験を尋ねるアンケート調査も受けました。
 
その結果、競技系クラブの選手のコルチゾールの放出量が、一般的な一人スポーツを行っている学生の放出量よりも高いことが示されました。また、競技クラブの選手の中でも、より競争的な環境にいる選手の放出量がより高いことも示されました。
 
これらの結果から、長期的な競争的な環境に置かれることが、ストレスホルモンであるコルチゾールの放出を増加させることが分かりました。研究チームは、長期的なストレスが健康に悪影響を与える可能性があることを指摘しています。


適度なストレスは心にも体にも良い影響を与えることが多いですが、

「長期的にずっと続くストレス」は心にも体にも悪影響を与えるという事です。


すぐにイライラしてしまう性格で生き続ける事、
スッと納得できない性格で生き続ける事、
怒りっぽくすぐに議論をふっかける性格で生き続ける事、

それはまさに「長期的にずっと競争しながら生き続けている」という事です
その生き方をすることで性格はさらに悪くなり、健康まで徐々に悪くなっていく。


だからこそ今あなたは実際に捨てられようとしている、もしくは捨てられたのだという事を強く意識することが第一歩です。

 

勝たなければ納得できないという性格を治して復縁を目指す

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『元彼と小さなことで言い争いになってしまっていたんです…』
『元カノにすぐに怒鳴ってしまっていたんです…』
復縁を目指している人たちのご相談を受けていますとそんな後悔の言葉を頻繁に聞きます。


もしあなたがそのタイプなら、ぜひ一度「全く納得できていなくても自分のせいと思い込んで真剣に謝罪してしまうことで、状況が良くなる事を経験してみて下さい。


その経験がほとんどないからこそ、
すぐ素直に謝れない、
納得できるまで言い争う、
腹が立ったからすぐ怒鳴る、
ということが正しい方法だと思い込んでしまっているのです。

 

イライラせず口論せず納得できなくてもすぐ自分のせいだと謝って幸せになった経験がないんですよね?

だからできないだけです。


彼氏や彼女、夫や妻と言い争いになっても自分のせいだと思い込むことができさえすれば喧嘩にはなりません。
自分のせいだと思い込むことができないから喧嘩になるんです。


ではなぜ自分のせいだと思い込むことができないのかと言うと、

たとえ納得できなくても、自分のせいだと思い込んで謝ってしまえば良い結果になるという経験が圧倒的に足りていないからです。


その経験をなるべくたくさん積んでいけば、完璧には納得できてないけど謝ってしまおうという気持ちに切り替えるスピードが速くなります。


ではどのようにしてその経験を積んでいけば良いのでしょうか。


例えば誰でもいいので昔喧嘩して仲が悪くなった相手に今からいきなり連絡して謝罪してみる、という事にチャレンジしてみるとかなり効果的です。


わざわざ今から嫌な相手に連絡して謝罪するなんて意味がないし納得できないはずですから、
それを乗り越えて自分のせいだと強く思い込みながら謝罪してみて相手から良い返事を得ることができれば、脳は「納得できない状態でも自己責任論で無理矢理謝罪してしまった方が良い結果になる」ということを学んでくれます。


こういうのは心理学的には認知行動療法といいます。

認知(物事の考え方、物事の解釈のしかた)

行動
によって、
変える方法です。


例えば目標を紙に書いて壁に貼るのは、
ただの「認知療法」と言います。


認知(物事の考え方)を、自分の意志の力や自分の考える力だけで変えようとするものだからです。(それでも十分効果的です)


認知行動療法は、
自分の意志の力や自分の考える力に加え実際に何か行動して、
「今までとは違う行動することで、こんな良い結果になったじゃん!」という新しい体験をして、
それによって自分の認知(物事の考え方)を変えていく方法です。

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ですから昔喧嘩した友達に連絡してみて、納得もしてないけどとにかく自分のせいだと思って謝ってみるという行動をして、
その結果良い反応を得られるように頑張ってみましょう。


そうすれば何でも自分の責任にした方が人生が楽、
納得していなくても謝ってしまった方が人生が楽、
ということを脳が学び直してくれます。


なかなか自分1人では勇気が出なくてチャレンジできないのなら、友達などとご飯を食べているときにノリで(でも真面目に)友達にLINEやメールの文章を作ってもらって送信ボタンを押してもらうと良いでしょう。
 
この友達に協力してもらうというのは非常に有効な方法で、例えば会社のクレーム処理などでもよく使われる方法です。

 
自分が担当したお客さんが納得してくれず、自分としては絶対に一生懸命やったのにも関わらず変なお客さんからすごくクレームが入ったら納得できないし腹が立ちますよね。


このクレーム対応自分で担当すると、やっぱり納得できないですし腹が立つので、お客さんに謝れなかったり謝ったとしても気持ちがこもってなかったりしてしまいます。


ですからクレーム処理の時はその案件とは全く関係ない別の人間や上司が担当したりするわけです。
その案件とは全く関係ない人間であれば、謝ることに対して腹も立たないですし納得できないということもないですから、簡単にパッと素直に謝ってくれます。


そういう理由でクレーム処理の時は全然関係ない他の同僚や、クレーム処理専門の部署の人にやってもらうという会社も多いのです。


ですからもし自分でその謝罪作戦ができない場合は、友達に目の前で自分の代わりにやってもらうと良いです。


しかし、中には謝罪したいと思う相手や微妙な関係性になってしまった友達などがいないという方もいます。


そういう場合には、自分の友達や知り合い、親戚や家族に「昔は仲が良かったけど、喧嘩してしまって微妙な関係になった人はいないか」と聞いてみましょう。


上記のようなことを説明した上で、「自分があなたのスマホを使って、今目の前でその相手に謝罪の文章送ってあげるから、謝罪してみない?」と笑いながら聞いてみましょう。
(いきなり真剣にそんなことを話し始めると変な人だと思われますので、笑い話や雑談の中でそのような提案をしてみて下さい)


そうすればあなた自身が直接体験できなくても、あなたもその認知行動療法の一人の当事者として、その認知行動療法に参加することができます。


そして、その結果をその友達や知り合い、親戚などから聞くことができれば「やっぱり納得できなくても、勝利にこだわらず誤ってしまった方が良い結果になるんだな」という事を自分のことのように体験することができるはずです。


もちろん稀に相手がすごく性格の悪い相手で、久しぶりに謝ったら許してくれないケースもありますが、そのようなケースは極めて稀です。


普通はある程度穏やかに謝罪を受け入れてくれますから、ぜひチャレンジしてみてください。


大切な人と話し合いになったら勝つこと、論破することを考えるな

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話し合いの最中に無意識に勝つことや論破することを考えてしまっている人も多いです。

 

しかし論破は勝利ではありません。
理解こそが勝利なのです。


昔で言うところの朝まで生テレビ、今で言うところのAbemaTVでコメンテーターや論客たちが議論を重ねていますが、彼らは議論する中でほとんど何の新たな知見も得ていません。
論破して勝ったとしてもほとんど何も新しいものを得ていません。


彼女が彼氏、夫や妻に対して議論をふっかけてしまうような性格の方はこのことを強く意識しなければ復縁はうまくいきません。

論破しても何も得られないのです。無意味にただ相手をいらだたせるだけです。
ですから論破しようとする性格を直さなければ大切な人との復縁はできないと思ってください。


実際にかつて朝まで生テレビに出演していた社会学者の宮台真司さんは、そのような議論の無意味さに辟易して朝まで生テレビなどの意味のない討論番組には出なくなったと言っていました。


議論、そして論破による勝利はその一瞬の快楽をもたらしてくれるだけで本来何の意味もないことなのです。


朝まで生テレビやAbemaTVの討論番組で最も思想的あるいは学問的利益を得ているのは視聴者でしょう。
視聴者は、賛成はと反対派の意見を両方聞きながら、論破して勝利することを意識せずにその番組を見ることができるからです。


ですので本当に自分の怒りっぽい性格や議論をふっかける性格を直して復縁を目指していきたいのならば「理解こそが勝利!という目標を紙に書く」などして、単純な「認知療法」のやり方で脳を自己洗脳してきましょう。

(理解こそ勝利という感覚を認知行動療法的に何かの行動を行いつつ手に入れるのはやや難しいです。行動無しで「意志の力」「気持ちの力」だけで手に入れましょう!)


復縁するためにはイライラする性格を完全に消し去る考え方を身につけよう

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誰かと言い争いになれば誰しもイライラしますよね。今度はどうやって言い負かそうかと考えているときに人は必ずイライラしています。


一つの例えですが復縁できない性格の人はSNSやネットに自分の意見を書き込んでレスバしてしまう傾向があります。


レスとはレスポンス(反応)のレス、バはバトルのバです。
反応バトル、反論バトルの事ですね。


復縁できない性格の人は本当にレスバが好きです。自分の意見を言いたくて言いたくてしょうがない。そしてそれに反論のコメントがついてまたいちいちイライラしてるんです。
自分でイライラするに決まってる行動をして実際にイライラしています。


ネットに何かを書き込めば必ず反論がくるに決まっているのにそれでも書き込むんです。
そんな簡単なことは冷静に考えればわかることなのに、一時の感情でレスバしてしまうのがまさに復縁できない人の傾向の1つです。


話を戻しますが、イライラしてる時点でこっちの方が精神的ダメージをくらっていることになるので負けているということを強く意識してください。

 

もしかしたら相手もどうやっていい負かそうかと考えてイライラしてるかもしれません。
相手もイライラしてるかもしれないのだから負けてない!という意見もありそうですが、それは間違いです。


なぜなら相手がイライラしているかどうかはこちらからは判別できません。
相手がイライラしてる可能性とイライラしてない可能性が同時に存在していることになります。シュレディンガーの猫のようにです。


しかし自分のことを見てみると自分は確実にイライラしていますよね。
となれば「引き分けか、負けしかない」のです。
絶対に勝つことができません。


相手がイライラしていたとしても引き分けです。

相手がイライラしていなかったら、自分の負けです。

だから勝ちは無いのです。
 


私は真の勝利にこだわっています。
真の勝利とは、総合的に考えて自分の方が相手より幸せな気持ちになることです。イライラしながらの真の勝利などありえないのです。


怒りっぽい性格や納得できない性格、
議論をふっかけレスバしてしまう性格では絶対に復縁できませんから、
今すぐあなたも真の勝利、すなわち誰にも脅かされない心の安定や安心を目指して生きていくんだという意識に変えてください。
 
たとえ相手の方に物質的利益や金銭的利益があったとしても、状況から推測して自分の方が幸せな感じになっているのなら自分の勝ちです。
なぜなら物質的利益や金銭的利益は、結局は自分の幸せのために使われるものだからです。
という事は「究極的な利益」とは「幸せ感」です。


私も人間ですから本当は負けるのはもちろん嫌です。ですから確実に勝つために相手より絶対に幸せになろうと思っています。
イライラして不幸な感情になって相手に幸せレベルで負ける位なら、私は負けるが勝ちの意識を持って言い争いをせず目先の勝利を放棄します


何事も根に持たずその件に関しては基本放置して忘れて今目の前にある幸せを最大限感じることや幸せを増幅させることを意識して生活しています。


もちろん私にも不倶戴天の敵はいますが、その敵の事を思い出した瞬間にすぐ何も考えないようにしています。

その不倶戴天の敵との目先の勝負は負けてもいいし勝ってもいい、どうでもいいと思うことによって、私は真の勝利を掴む可能性を手にしているのです。


ですからあなたも復縁を目指すなら「真の勝利=イライラを捨てて幸せを最速で感じる事」にこだわってください。


怒りっぽい人は「勝利の価値観のアップデート」で恋愛成功、復縁成功を目指そう


昔は交通事故を起こした時に絶対に謝るなと言われていた時代がありました。
たとえ保険屋さんが入っていても謝ったその謝罪発言が自分が悪かったことの証拠になるから、事故を起こしたときには謝ってはいけないと昭和時代の人間たちは必ず親や会社の上司などから教えてもらっていると思います。


それは今の時代においてはまさに「古い勝利の価値観」ですよね。


令和の時代の感覚だと「謝る謝らないで勝ち負けなんてないから(笑) 保険屋が入ってて、ドライブレコーダーで全部記録されてるんだから。謝ったって不利にならないから」と思いますよね。


しかしなかなか復縁が進まない人の頭の中には、この昭和の勝ち負け感覚がやや強めに残っていると思います。
勝利の感覚が古い感じの方は恋愛や復縁、その他の人間関係もなかなかうまくいかない印象があります。


根に持つこと、わざわざレスバする性格、怒りっぽい、議論をふっかけて口喧嘩になる、納得できないと謝れない、などにはこの古い勝利の価値観がかなり強い影響を与えています。


ですから今までこの記事で説明したようなことを強く意識して、
そして意識するだけではなくなるべく行動につなげていき、
行動できない場合はせめて大きな画用紙にしっかり目標を書くなどして、

怒りっぽい性格を完全に消滅させてしまいましょう。

 

そうすれば彼氏彼女との復縁、夫婦の離婚回避の実現可能性が大幅アップするはずです!

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※この記事を書いた人

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平成18年から探偵業界に入りありとあらゆる男女トラブル解決を経験する。YouTubeで復縁工作の情報発信を始めた初の元探偵会社社長でYouTube復縁界隈では最古参。

www.concierge-toukai.jp

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