復縁成功10年の秘密と本質

本気で復縁を目指す人のための難しい話

離婚話中の夫や妻へのLINE、会話の注意点  

「離婚問題になっているが、離婚したくない自分が相手に対してどんな会話をすればいいかわからない…」


「どんなふうに妻や夫に対してLINEを送れば離婚を回避することにつながるのだろうか…」


そんなご質問も多いためここで離婚話になっている夫婦のLINEや会話の重要な注意点をいくつかお伝えさせていただきます。

 

離婚回避のための夫婦のLINEの注意点

①単純な攻撃LINEには反応するな。心のこもった攻撃LINEには反応しろ


明らかに嫌味を言うためだけに送ってきているLINEや、

離婚届にサインしろとただ要求してくるだけのLINE、

不満をぶつけてくるだけのLINEなどに対しては、

真剣に考えて対応する必要がありません。
 
かといって無視はいけませんから、

ごめんなさい、すいません、離婚したくないです、許してください、

という内容の軽い返事くらいはし続けなければいけませんが、
その攻撃的なLINEに対しては真剣に考えての返事はしない方がいいです。
 
何を言っても結局反論されるだけだからです。相手も完全に聞く耳を持っていない状態だからですね。

 

そして人間というのは反論をするとさらに自分の意見を強く信じる傾向があります。離婚する!と激怒しているあなたの妻や夫には何も反論させないほうが良いわけです。反論せないためにはただこちらが謝罪し続ければ良いのです。


あなたの妻や夫の意地悪で攻撃的なLINEは単純に離婚を受け入れさせるための精神的圧力です。
攻撃というと言い方が過激ですけれども、そのようなLINEやメールの内容はあなたに対する意地悪な攻撃に過ぎないのです。
 
そんな明らかな攻撃LINE対してはわざわざしっかり考えて返事する必要はありません。表面上ごめんなさいと言うしかないのです。
 
しかしそんな意地悪な攻撃LINE・攻撃メッセージの中にも、

自分の今までの苦しみや悲しみ辛さなどを理解してほしいと言う思いを込めた攻撃発言もありますよね。
相手からの心のこもった攻撃LINE、とてもいうべきものがあると思います。
そういうものに対しては少しはこちらも真剣に考えてLINEを返してあげなければいけません。
 
あなたが妻で、夫から「俺の気持ちを理解してほしい」という気持ちがじみるような攻撃的なLINEを受け取ったときには、
「これからこういうところを直していきます」
「今までの私のこういう意地悪な言い方を、こんなふうに修正していきます」
「あなたがこのようなことを言ったときには、これからは必ず私はこんなふうに対応します」
という様な「具体的な対応策」を伝えながら真剣に謝罪しましょう。
 
あなたが夫で、妻から「私の気持ちを理解してほしい」という気持ちがにじみ出るような攻撃的LINEを受け取った場合は、上記のように具体的な対応策を伝えながら謝罪するのは良くありません。女性に対しては共感を伝えながら謝罪するのが大切だからです。
共感発言の上手なやり方に関しては下記の動画で詳しく解説しておりますからぜひご覧ください。

youtu.be

 

②夫婦関係では既読スルーや未読スルーはしなくていい 

 
相手がLINEで離婚してくれと言ってきたらごめんなさい、まだ離婚はしたくありませんと一言謝れば良いです。時間稼ぎのために離婚を受け入れる素振りを見せたりしながら「離婚を考えてるからちょっと待って」などと嘘をつくのは絶対に良くありません。

 
そしてもちろん相手からの普通のトーンの離婚要求のLINEに対して無視をするのも良くありません。

 

そこは「復縁したいなら既読スルーをしたほうがいい時もある」という様なテクニックを考えてはいけない部分です。
 
離婚してくれという話は、恋人同士の別れてくれという話はベルが違います。
人生かけて離婚してくれと相手が言ってきているわけですから、少なくとも一言は返事するのがスジです。既読スルーや未読スルーはしない方が良いのです。
 
その他必要な事務連絡に関しては、もちろん返事すべきですよね。
 
相手は離婚したいがためにLINEでいろんな要求をしてくると思いますが、少し理不尽な要求に対しても出来る限り素直に元気よく受け入れましょう。
 
離婚すること以外なら何でも納得するという気持ちで、妻や夫からの要求LINEに対しては既読スルーや未読スルーをせず前向きにすぐに反応してあげた方が良いです。
 


③子供がいる場合は恋愛っぽい会話は禁止
 
これは特に夫に対してお伝えしたいことですが妻に対して恋愛的なアクションは一切してはいけません。


例えばあなたが夫で、今まで妻に対してあまりお出かけに誘ってこなかったことを反省しているとします。

 
その反省から
「子供が学校に行っている間に2人でレストランにでも行かない?」

「子供をおじいちゃんおばあちゃんに預けて◯◯美術館に行かない?」

というお誘いなどをしてしまう方もいますが、まさにそれこそが恋愛的なアクションで、やってはいけない行動になります。


離婚の原因は様々ありますけれども、夫であるあなたが妻から離婚だと言われている原因は、
夫として父親として頼りがいのある立派な姿・家族の中の笑顔の太陽のような安心感のある姿を見せられなかったことです。
 
あなたが恋愛的に(男性として)魅力がなくなったから離婚話になったのではないのです。
だからこそ恋愛的な行動や発言をしてはいけません。恋愛っぽい感覚は離婚話には全く関係がないからです。


それだったら例えば「子供の面倒を責任持って丸一日見るから、自由に好きなところに遊びに行って欲しいです!今の自分にはそれぐらいしかできなくて申し訳ないです」などと言うべきなのです。


それが立派な夫であり、立派な父親です。
そしてその言葉には全く恋愛っぽさがありません。
 
このことをぜひ強く意識しておいてください。
妻にLINEをする時や別居中の妻と会った時には、恋愛っぽい発言を絶対にしないように気をつけてください。

 
 
④「相手の発言を否定したい時」の上手な「No」の言い方は「Yes,but」


離婚話中の妻や夫とLINEをしたり会話をしたりする中では、基本的に相手の発言を否定してはいけません。相手が完全にあなたのことを嫌いになっている状況で、離婚したくないあなたが相手の発言を否定するなんて事は意味がわかりません。


ですがそれでもどうしても相手の発言を否定しなければならない時などもあるかもしれません。
 
例えば夫から「離婚に納得しないのならお前の親のところに行って大暴れしてくるからな」などと言われたらさすがにそれはやめてくれと否定しなければいけませんよね。
 
例えば妻から「あなたが仕事も辞めてこの街から出て行けば、私の恨みも晴れてその後また普通に話せる時が来るかもしれない」などと言われたら、それもさすがに否定するしかありませんよね。
 
このような場合に上手に否定するためには、
まず全部肯定してから、でもね、という形で自分の気持ちを伝えて行くのが良いのです。
 
自分の考えと全く違うことを相手が言ってきたとします。全く違うので一瞬でそれに対する反論が心の中に出てきます。それでもまずは必ず肯定することがポイントです。
 
最悪自分の親をけなされたとしても肯定することです。
「お前の親ってクズだよね」ともし言われたとしても「そうだね、ほんとにそう思うよ!ほんとにそう!」と心の唇を噛み締めながら、笑って全肯定しなければいけません。
 
その上で「でもそういえば◯◯の時の私の親の行動は、良いところもあった気がするんだよね」と自分の反論、すなわちNoを伝えれば良いわけです。
 
最初に全肯定していますから、その後に反論をするのがなんだか矛盾しているようで多くの方はそれができない様です。
 
「完全に同意!」と言ってから、「でもあの時はさぁ…」「でもこういう可能性も考えられない?」と反対意見を述べるのは矛盾しているから嫌なのです。
 
ですが実際にやってみればわかりますけれども、この会話の方法は何の問題も起きません。

 
性格が悪い相手でしたら「完全同意じゃないじゃん。最初お前完全同意って言ったじゃん」と詰めてくるでしょうけれども、普通の人たちはそんなツッコミを入れてきません。
 
いい感じでこちらの反論に耳を傾けてくれます。これが私のお勧めのテクニックです。
実際に私も妻に対してほぼ毎日何かしらでこの会話術を使っています。効果は大きいです。
 
ですから妻や夫とのLINEや会話の中で、どうしても相手の意見を否定しなければならない時が訪れたなら、
「全肯定&でもね」の会話術で対応していきましょう。

 


⑤ LINEの文章・言葉ではなく愛情行動で愛を伝えよう


大好き、愛してる、ずっと一緒にいたい、という事を伝えるのは執着です。
離婚話になっている現在の状態でそんな言葉にはもはやほとんど意味はありません。
 
そこで重要なのは「愛情行動を伝える」という事です。
 
例えば離婚話になる前の優しい妻が「今日の夕飯はあなたの大好きなハンバーグだよ!」と言ってくれるのは、「愛してる」という意味ですよね。

 
「愛してる」「大好き」という言葉を使っていませんが、大好物のハンバーグを作ってくれているということで確実に愛が伝わりますね。
 
これが愛情行動を伝えるという事です。


これを自分の今にも当てはめて考えていただいて、LINEや直接的な会話で愛情表現をするよりも、あなた一人でできる愛情行動をしっかり実行していく事の方が効果的です。
 
また、お子さんに対しても愛してるよ大好きだよ大切だよと直接伝えるのは、やはりお子さんを苦しめることなのでぜひ気をつけてください。
 
子供だって両親がなんとなく仲が悪いことに気づいています。
そんな中で過度に子供に直接表現として愛しているということを伝えると、逆に子供は不安になります。
 
またそれを相手が見ていた場合には「今まで子供のことをほったらかしにしておいて今更愛してるとかふざけんな!」という気持ちになるのは確実です。


ですから子供に対しても愛情表現を伝えるというよりも、愛情行動を伝えるついでに一言大好きだよ・えらいね、すごいねという言葉をかけてあげる位がちょうどいいです。

 


⑥浅い謝罪は逆効果。謝罪するなら真剣に自分を改善してから


離婚したいという気持ちになっている夫や妻は、あなたからの謝罪を求めていません。

何も変わっていないのに謝罪をされても逆に腹が立つだけだからです。

 
ですから謝罪を拒否するのが普通ですし、無理矢理表面上の謝罪をしたとしても、より一層嫌われます。
 
もちろん妻や夫に何か言われたときに自然に出るようなごめんなさいなら問題ありません。これは謝罪というよりも、申し訳ないという気持ちを表明する挨拶言葉のようなものだからです。
すいませんとかごめんなさいとか言うなと言っているわけでは全くありません。
 
本当に自己改善もできていないのに、反省しているっぽい・真剣っぽい謝罪をするなということです。

 

まだ自分自身、自己改善ができていないなぁと感じているのなら、

「こういう自分の良くない性格に関して考えているんだけど、もう少しで根本的に自分の良くなかったところにたどり着きそうだから、あと少しだけいじめないでおいてください」

とお願いすると良いのです。

しかしほとんどの人はその本当の反省をやりません。
 
例えば、今まで子供がやっているゲームなんかには全く興味がなかったけれど、子供がやっているゲームと同じゲームか似たようなゲームを本気でやってみる。そして子供と一緒にそのゲームのことを話してみる。なんなら一緒に攻略を考える。
これこそが前述した愛情行動であり、そして同時に本当の反省でもあります。

 

今までは子供が勝手にで遊んでいるんだからほっとけばいいと思っていたし、親は忙しいんだから子供のゲームに付き合っている暇はないと思っていた。
しかし親なら、子供が興味を持つことに興味を持たなければならない事を知った。
人を尊敬して人を大切にするとは、相手が興味を持つことに興味を持つことだと初めてわかった。
そう考えると、自分はあなたの興味に対して真剣に興味を持とうとしなかった。
これはあなたのことを本当の意味で尊敬していなかったということで、とても反省している。
これから自分の勝手な判断でこれは興味ないあれは面白くないなどとは思わずに、子供やあなたの興味に対してどんどん楽しみながら興味を持っていきたい。

 

このような思いと実際の行動こそが反省であり、真の謝罪なのです。
ここまでの謝罪であれば、少しは相手も聞く耳を持ってくれることでしょう。
 
そしてこのような反省すべき点は他にもあなたには10個も20個もあるはずです。
その反省点をしっかりと把握して紙に書き出してすべて改善していく努力を行いましょう。
 
そうすると上記のような、聞く耳を持たざるを得ないような本当の謝罪ができるようになります。
 
単なる謝罪には何の意味もないです。

 
本当に反省して、本当に反省すると本当に今まで気づかなかった重要な事に気づいて、本当に今までの人生の価値観を塗り替えるほど重要なことなので絶対に妻にそれを伝えたい!という気持ちになって行う妻に対する謝罪には意味があります。
 
もしそういう衝撃的な自己反省体験をして、そのことを絶対に妻に伝えたいという気持ちがあるのでしたら、その気持ちとともに改めて謝罪すべきです。
 
しかしそれがないのなら謝罪は逆効果です。


上記の例えのようにしっかりと反省してから、相手が聞く耳を持たざるを得ないような深みある謝罪をしていきましょう!

 

 

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