復縁成功10年の秘密と本質

本気で復縁を目指す人のための難しい話

子供には父親しか・母親しか教えられないことがある

子供には父親しか教えられないこと・母親しか教えられないことがあります。

テレビ番組のコメンテーターや離婚している芸能人などが「そんな事はない。父親にしか教えられないことなんてない。母親にしか教えられないことなんてない。だから離婚したければ離婚すればいいんだ。離婚しても子供はちゃんと育つ」などと言っているケースもありますがそれは傲慢です。

 

世の中には自分が全くわからないことが本当はたくさんあり、自分は子供に教えることができないけれど自分のパートナーなら子供に教えることができるようなこともたくさんあるのです。

 
私の両親は離婚しています。

親が離婚したときに私は母親の方について行ったわけですが、やはり父親にしか教えられないことがあったと思います。
 
父親はボイラー技士かボイラー整備士の資格を持っていたと思います。仕事は住宅のボイラー関係の設備でした。
しかしそれができるならその他の配管関係もいろいろできたはずですが、私は終ぞ、そのことを父親から教わる事はありませんでした。
 
現在私は時折実家の修繕等を楽しくやっておりますが、父親から住宅の設備のことをいろいろ教わっていれば、この実家の修繕等の作業をもっと楽しく、そしてもっと上手にできたはずです。
しかし親が離婚したことによって私は父親のワザを学ぶことができませんでした。


離婚は子供からチャンスを奪います。
ですからあなたが離婚しないように努力する事は正しいことです。
それは私が復縁コンシェルジュだからそう言っているのではなく、客観的事実として確実にそうですからその点は自信を持ってください。
 
自信を持って夫婦復縁を目指して頑張っていきましょう。

 

 

私は親が離婚してくれてよかったと思っている子供ですが…


しかし実際のところ私は親が離婚してくれてよかったと思っています。
親が離婚していなければ私はきっと怠け者で、だらしなくて、外見はもっとダサくて汚くて、結婚したくてもできない40歳実家暮らしのオタクのおっさんになっていたかもしれません。
 
親が離婚したからこそ、私は図らずも深い千尋の谷に突き落とされる形になりました。
獅子は我が子を千尋の谷に突き落とすという格言が昔からあります。
可愛い子には旅をさせろ、と似たような格言です。
 
その千尋の谷から這い上がる中で、
あるいは長い旅を続ける中で、
どうやら私は少しは一人前の男になったようで
現在は無事結婚をして幸せに暮らしているわけです。
 
私が今この立場で力強くここに生きているのは、
親が離婚したおかげです。
それは間違いありません。
 
そしてそのことに関してもう一つ間違いないことがあります。
それは私のケースがただ単にラッキーなケースだということです。
 
私はラッキーでした。たまたまいろいろな人に助けられましたし、母方の祖母が貯金をはたいて大学の入学金を出してくれました。
それ以後の毎年の学費と生活費は、産経新聞新聞奨学生でしたので産経新聞が出してくれましたが、考えてみればそれもラッキーです。

 
私はたまたま高校3年生の時に教室で「蛍雪」という受験雑誌の分厚い大学案内増刊号を読んでいて、たまたまその巻末の広告のページに記載されていた「新聞奨学金」という言葉を目にしただけです。
 
たまたまそれを見つけることができなければ、私は大学進学も諦めていたかもしれません。
そしてそのまま自堕落な引き篭もり生活に突入したかもしれないのです。
 
つまり私が親が離婚してよかったと思えているのは、これは単なるラッキーなのです。

ラッキーであったが故に這い上がる努力もできたと言えるかもしれません。
そして世の中には私と同じように親が離婚して良かったと感じているラッキーな人たちもいるでしょう。
 
親の離婚ガチャでたまたま「吉」が出た人達です。
 
しかしそれはあくまでもレアなケース。

親が離婚した多くの子供たちには「吉」は出ていません。
片方の親から教わるべきことを教えられず、家族観・恋愛観・夫婦観が少し歪んでしまって、微妙な不幸の連鎖に巻き込まれていくことになるのです。
 
この微妙な不幸の連鎖、というところがポイントです。
圧倒的な不幸ではないんです。
親が離婚することで否応なしにその子供は自立・独立を迫られますから、自分自身の力で一生懸命生きていくような形になります。
 
ですから生き抜く力は身に付きます。
この社会で生き抜く力は身に付くので、圧倒的な不幸に見舞われるケースは少ないです。
 
しかし微妙に不幸になります。
微妙に恋愛が長続きせず、
微妙に自己中心的な思考回路になり、
微妙にパートナーに対して正論を突きつけるモラハラ的な性格になって、
微妙に、人生がつまらない・人生に悲しいことがちょいちょい起きるな…と感じていくことになります。
 
ですから、やはり子供のことを考えるなら親は離婚しないほうがいいわけです。
母親しか教えられないことを全力で教え、
父親しか教えられないことを全力で教えなければならないのです。
 

ちなみに離婚した家庭の子供が心身症(心の病や、心の不調から来る体の不調)になる確率は通常の5倍です。下記動画は私の動画ですがぜひご覧下さい。

youtu.be 
親が離婚して本当によかったと思える子供はごく一部のラッキーな子供だけなのです。
  


父親にしか教えられないこと、母親にしか教えられない事はそこら中にある


2024年の秋、私は家族で果物狩りに行きました。
そこでぶどうやりんごなどをもぎ取って食べたわけですが、これらは非常に食べやすかったです。
 
でもその横にプルーンもあって、このプルーンもぜひ生で食べてみたいわけですが、私は果物ナイフで上手にプルーンの皮をむくことができません。非常に食べづらい。
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私の妻は果物ナイフでりんごの皮をむくように上手にプルーンの皮を剥き、自分で食べたり子供にそれを与えたりしているわけですが、私はそれはできない。
 
めんどくさくなった私は、その場でいろいろ試行錯誤してナイフなしに上手に皮だけ食べる方法を編み出し、子供に教えました。
 
①プルーンの先端をかじり、種の先端が見えるようにする。
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②その種の部分に両手の親指を突き刺し、生卵を割るようにするとプルーンは綺麗に2つに割れる。
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③そしてスイカを食べるようにプルーンの中身を食べる
 
これならプルーンの皮を食べ過ぎず、どんどんプルーンを食べることができます。
なんならナイフでプルーンの皮を剥いている妻より早くどんどん食べれちゃう印象です。
 
この工夫、この力技こそ父親よ!といったところです。
 
そしてこの工夫と力技を見た子供は、今後の人生の中で正攻法で真っ正面からチャレンジしてもうまくいかない時や、テクニックだけではどうにもならない時に、きっと私のその工夫と力技を思い出して無理矢理にでも突破口を切り開いてくれることでしょう。
 
でもあなたが今父親だとして、妻からの離婚要求に応じて親権を妻に渡して離婚してしまったら、その子供は、あなたの工夫と力技を学ぶことができないまま育ちます。
 
そこで1つちょっとだけ子供の人生が困難になるわけです。


もし父親がいなくなったら、
子供は、何十何百もの
本来あなたという父親が教えるべきだった「人生をよりよく生きるためのエッセンス」、
あなたという父親から子供が自発的に学んだであろう「困難に打ち勝つための考え方」、
を学ぶことができないまま大人になるわけです。
 
それは子供にとって誰がなんと言おうと間違いなくマイナスです。
 
もちろん母親にしか教えられない事も同じようにたくさんあります。
このプルーンの例で言えば、まさに球体の果物の皮を上手に剥く果物ナイフの使い方、です。
 
私の家ではそれができるのは妻だけですから、もし離婚して私が親権をとって子供を育てることになったら、ほぼ間違いなく私の娘は果物ナイフでりんごの皮を剥けない女性に育ちます。
 
うーん、微妙!
前述した通り、微妙にちょっとだけ人生が不幸になりますよね。
 

その先はどうなるでしょうか?
ナイフでりんごの皮を剥けないことが料理に対する苦手意識になり、料理自体にチャレンジしなくなるかもしれません。
そうなると、そろそろ「微妙に不幸」というレベルでは済まなくなってきそうです。
 
男性としてはやはり彼女や妻の手料理を食べたいものです。
おいしい手料理を食べて、いやぁ君の料理は最高だな!と言いたいものです。
 
そしてそのおいしい料理を作った彼女や妻は「そんなふうに褒めてくれると作った甲斐があるわ♡」と言葉を返して、
うふふ、あははの幸せカップルが維持されていくわけです。


もし私の娘が料理が苦手な女性になってしまったら、そのような恋人とのコミュニケーションの機会が失われることになる。
 
短期間で別れを繰り返したり、結婚して夫婦喧嘩が起きても「おいしい料理でその険悪な状況をどうにかする」という力技を使うことができず、離婚話になってしまうかもしれません。
 
私が妻と離婚して私が娘を育てることになれば、果物ナイフで果物の皮を剥くという事をナチュラルに学べなかった娘の将来がそうなってしまう可能性がある。
 
そしてそういう小さな不幸の可能性は何十何百とある。これが離婚なんです。
 

 
子供の「将来の姿」を強くイメージすれば父親・母親としてパートナーから求められる存在になれる
 
あなたはお子さんにどんな大人になって欲しいでしょうか?その理想像がなければもちろん親とは言えません。
 
例えば猫の赤ちゃんを飼ったとしても、その猫に将来どんな大人猫になって欲しいかは考えませんよね。

ペットを育てているのなら、どんな大人になって欲しいかなんて考える必要はありません。
 
しかし人間を育てているのなら、どんな大人になって欲しいかを考えなければいけないものなのです。
(もちろんそれを子供に強制するのは間違いです。その思いを心に強く持っていれば、強制せずとも自然にそれは子供に伝わります)


子供を自分の理想に従わせることは間違いですけれども、こんな大人になってほしいという理想を親が抱く事自体は正しいです。
 
それを持っていない父親や母親が最近はかなり多いと思います。

 

そうするとあなたの妻や夫としてはやはりこの人は立派なお父さんじゃない・お母さんじゃないと感じてしまいます。親としての存在意義はないと感じてしまいます。
ですからそれを詳しく考えていくことも非常に大切です。
 
私が自分の息子にどんな大人になって欲しいかと考えますと、
①まず弱い者いじめをする人間にはなってほしくないです。

 
かと言って今の時代、そしてこれからの時代は、弱いものを助けようとしたとたんに弱い者いじめをしている奴らから簡単に刺されてしまう時代でもあります。ですから「蛮勇」は避けて欲しいです。こっそり水面下で弱いものを助けてあげるだけでも十分な勇気なので、そのような適度な勇気を持つ大人になって欲しいです。

 
うちの家庭はエリートの家系ではありませんから、ある程度普通に勉強しながら自分の好きな仕事をたくさんやって欲しいです。
もちろん、もし将来医者になりたい弁護士になりたい政治家になりたいという夢を抱けばそれを目指して頑張って欲しいですが、別にそんな立派な職につく必要はないです。自分の家族や友達などの小さなコミュニティーをしっかり守り、そして幸せにする力を持った草莽の士になって欲しいです。草の根の立派な日本人になって欲しいです。

 
④異性にモテて欲しいです。なぜならモテないというのは人間にとってかなり大きな劣等感につながるからです。劣等感が精神を歪ませて考えなくても良い余計なことを考えさせます。
ですから息子には中学生にもなったらビシっとしたスーツ着こなしなどを教えてあげたいです。ですがそれは親のエゴなので、ラッパーみたいなファッションが好きというならそれでいいです。しかし絶対に異性にはモテろ、モテる努力をしろという事は確実に教えていくつもりです。

 
⑤文化と伝統を受け継ぐ気持ちを忘れないで欲しいです。
人間が人間たるゆえんは何かという問題は古今東西いろんなところで既に語り尽くされてきた問題ではありますが、私は「文化と伝統を受け継ぐこと」と「受け継いだ上で進歩させること」だと思っています。
 
それは動物には絶対にできないことです。動物は子供に狩りの仕方を教えることはできますし、危険な状況を教えることもできますが、文化と伝統を受け継がせることはできません。

 
猫が、自分の子供に「猫とは何であるか、猫とはどう生きるべきか」という猫の文化と伝統の歴史の集大成を教えることはできませんよね。
 
そういうことができるのは人間だけです。
ですから、私の息子にも文化と伝統を受け継いでほしいです。
その文化と伝統は、まず根幹に家族の文化と伝統があり、その周りに地域の文化と伝統があって、さらにその周囲に国家の文化と伝統があり、その外に世界の文化と伝統があります。
1人の人間としてそれら全てを受け継ぐ存在、そして受け継がせる存在になってもらいたいです。
 
私が求める息子の将来の姿はこのような感じですが、あなたはどう思っていらっしゃるでしょうか?


まだあまり考えたことがないのならこれからそれをしっかり考えて、


「母親として子供に教えてあげたいことがまだまだたくさんあるのに、もし離婚したらそれを教えてあげられなくなる!と言える母親」


「父親として人生の乗り越え方を子供にたくさん教えてあげられるのに、離婚したらそれを教えられなくなる!と言える父親」


を目指して一生懸命頑張っていきましょう!

 

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