復縁成功10年の秘密と本質

本気で復縁を目指す人のための難しい話

「ありのまま」を良しとする世界になりそう。本当のありのままって何?

流行のAIに「ありのまま」を良しとする世界が来そうだという相談をしてみました。

ありのままとは何なのか。本当にありのままで良いのか?ありのままでいいと考えている人間が多いのか?そういう質問をぶつけていたら「ありのまま」をどう捉えるべきかがわかってきたのでそれをシェアします。

 

本当の「ありのままの自分」を手に入れるために

 

僕「ありのままを良しとする世界になりそう」

 

するとチャットGPTはこう答えました。

「ありのままを良しとする世界とは、人々が自分たちや周りの環境を素直に受け止め、それを受け入れることができる社会のことを指します。

このような社会になることは、理想的な状態であり、実現するためには、多くの課題を克服しなければなりません。

「ありのまま」を良しとする世界を実現するためには、個人の自己受容感や、他者や多様な文化や価値観を受け入れる能力の向上が必要です。また、社会的な制度や文化も変革される必要があります。

例えば多様性を尊重する教育や働き方の改革、差別や偏見を排除する法律や社会的なルールの整備、地球環境に配慮した取り組みなどが必要です。

しかしこのような社会を実現するためには、一人ひとりが自分自身の価値観や行動を見直し変革することが必要です。それぞれが自分の役割を果たし協力しながら社会を変えていくことが、理想的な「ありのまま」を良しとする世界を実現する鍵となるでしょう」

 

僕「あなたは矛盾している。なぜなら多くの課題を克服するためにはありのままではいられないからだ。この矛盾をどう解決しますか?」

 

チャットGPT

「ご指摘いただきありがとうございます。私の前回の回答には矛盾が含まれていたようです。「ありのまま」を良しとする世界を実現するためには、現状の問題を解決するために変化する必要があります。社会的な制度や文化、個人の価値観や行動も変化しなければなりません。

したがって「ありのまま」を受け入れると同時に現状を変えるために行動を起こす必要があると言えます。

例えば地球環境に配慮した取り組みをするためには、現状の環境問題を認識し、行動を起こす必要があります。

同様に偏見や差別をなくすためには、現状の問題を認識し、その問題を解決するための行動を起こす必要があります。

このように「ありのまま」を受け入れながらも、現状を変えるために必要な行動を起こすことが大切です。私たちは、常に変化していく社会の中で生きています。そのため現状を受け入れつつもよりよい未来を築くために変化していくことが必要です。つまり私たちは「ありのまま」を受け入れながらも、変化していくことができるということです。」

 

僕「何かをありのままにしながら、別の何かはありのままにはしておかないという事か?」

 

チャットGPT

「ありのままという言葉にはその状況やものが持っている本来の姿や性質を素直に受け入れることを意味する場合があります。このように「ありのまま」を受け入れることで、現状を正確に把握し問題を解決するための行動を起こすことができます。

一方で全てのものや状況を「ありのまま」にしてしまうと問題を解決することが難しくなる場合があります。

例えば差別や偏見といった社会問題に対してそのまま受け入れてしまうことは望ましくありません。この場合問題を解決するためには現状を受け入れつつも積極的に問題に向き合い、改善するための行動を起こす必要があります。

つまり「ありのまま」という考え方は、あくまでも現状を正確に把握するためのツールであり、問題を解決するための手段であると言えます。必要に応じて何かを変えたり改善したりするためには、「ありのまま」にせず積極的な行動を起こすことが重要です。」

 

僕「例えば健康な体を手に入れたければ肥満は許されない。しかし肥満を「ありのままの自分」として肯定する風潮がある。これは正しいか?」

 

チャットGPT

「肥満を「ありのままの自分」として肯定することは個人の自己受容や自己肯定感の向上につながることがあります。しかし健康を維持するためには肥満があることがリスクファクターであることが知られています。

そのため肥満を「ありのままの自分」として肯定することと健康に配慮することは両立することができますが、対立するものではありません。

個人が自己受容や自己肯定感を高めることは重要ですが、同時に健康に配慮することも重要です。肥満は、心臓病、糖尿病、高血圧などの慢性疾患のリスクを高めることが知られています。

そのため肥満を抱えている人には適切な栄養バランスを保ち運動を取り入れることが重要です。また医師や専門家のアドバイスを受けることも健康維持のためには必要です。

肥満を「ありのままの自分」として肯定することは個人の自己受容や自己肯定感を高めることにつながりますが、同時に健康に配慮することも大切であると言えます。」

 

僕「それは矛盾している。肥満をありのままの自分と肯定するならば、健康な自分ではいられない」

 

チャットGPT

「申し訳ありません、先に述べた回答に矛盾があったことに気づきました。

肥満を「ありのままの自分」として肯定することはその人の体型や外見を受け入れることを意味しますが、健康上のリスクには配慮する必要があります。

健康な体を手に入れたい場合には肥満を解消することが必要であることが医学的にも認められています。

個人が自己受容や自己肯定感を高めることは重要ですが、同時に自分の健康状態にも配慮する必要があります。

肥満は、心臓病、糖尿病、高血圧などの疾患のリスクを高めることがあるため健康状態を見直す必要があります。健康な体を手に入れるためには適切な栄養バランスを保ち、運動を取り入れることが重要です。

つまり「ありのままの自分」としての肥満を受け入れながらも健康に配慮することが必要です。肥満を抱えている人には、医師や専門家のアドバイスを受けながら健康的な生活習慣を取り入れることが大切です」

 

僕「健康に配慮するならば肥満体ではいられないはずだ。すなわちこの問題に関してはありのままは良くないという事で良いか?」

 

チャットGPT

「はい、あなたの言う通りです。

健康に配慮するならば肥満体ではいられないことが医学的にも認められています。肥満は、心臓病、糖尿病、高血圧などの疾患のリスクを高めることがあるため、健康に影響を与える可能性があります。

そのため肥満を解消することが健康的な生活を送るために必要なこととされています。

ただし肥満を「ありのままの自分」として受け入れることは、その人の体型や外見を受け入れることを意味することもあります。

自分の外見や体型に対して否定的な感情を抱くことが健康に良いとは言えません。そのため自分を肯定する気持ちを持ちながら健康に配慮することが大切です。健康的な生活を送ることが、健康的な自己受容感を高めることにもつながります。」

 

僕「すなわち、肥満に至った自分の歴史・生き方をまずありのままに受け入れ、その上でこれからの未来に関しては「ありのまま」を否定するという事で良いか?」

 

チャットGPT

「肥満に至った自分の歴史・生き方をありのままに受け入れることはその人自身にとって良いことです。

自分自身を受け入れることで自己受容感が高まり心理的な健康にもつながることがあります。しかし健康的な生活を送るためには肥満を否定することが必要になる場合があります。

ですから肥満に至った自分の歴史・生き方をありのままに受け入れたうえで、今後の生活については健康に配慮した生活を送ることを目指すということが大切です。

健康的な生活を送ることが、その人自身のためだけでなく周りの人々や社会にとってもプラスの影響を与えることがあります。

健康的な生活を送ることで肥満による健康リスクを減らすことができより健康的で充実した生活を送ることができます。」

 

ありのままとは過去の事だった!現在はありのままではいけない

そう考えると辻褄が合います。ありのままでいい派もありのままじゃダメ派も納得できそうな着地点です。

 

現在の自分の立ち位置を正確に把握するため、

そして過去から現在に至って一生懸命に生き抜いてきた自分を愛するため、

「ありのままで良かった」

「ありのまま十分に頑張ってきた」

「苦しいことも辛いこともたくさんあった。だから今の自分がいる」

「どんな出来事が欠けていたとしても今の自分はここにいない」

「今ここにいる自分を、その歴史を、ありのままに愛して認めてあげよう」

と認識することはとても大切です。

 

これによって、過去の自分はダメだったという自己否定的なネガティブなイメージを払拭することができそうです。

しかし自分なりに自分の精一杯の努力で生きてきたけれども、その方向性は間違っていた。

 

生きること、生きる努力、良くする努力、

そういう努力は、その当時の自分自身の限界まで頑張ってきたのだから負い目を感じる事は無い。

ただ、その努力の方向性が違っていただけだ。

この感覚にたどり着けた事は僕にとって大きな収穫でした。6年前の僕の動画ですが6年前よりもさらに洗練された「ありのままではダメな理論」になってきた気がします。

6年前もまぁまあ良い事を言っているのでぜひご覧ください。

youtu.be

 

「方向性が間違っていたから上手くいかなかった」

という自己認識と

「努力が足りなかったからうまくいかなかった」

という自己認識とでは、

自己肯定できるのは前者です。

 

自分は方向性を間違っていただけ。

だからこれからは正しい方向性でその努力を行っていく。

今のまま、ありのままではいられない。

 

…この考え方であればありのままの自分を肯定しながら、

ありのままの自分を否定できます。

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現在のこの瞬間だけはシュレディンガーの猫のように、ありのままの自分を肯定する自分とありのままの自分を否定する自分を併存していると考えることができます。

 

アナと雪の女王のエルサのありのままは「生まれながらの特性をありのまま認め、誇り、受け入れる事」であり「現在のありのままの自分で良しとして努力を放棄する事」ではない。

 

2013年にアナと雪の女王が公開される前までは、ありのままの自分で良いという言葉は広くは使われていませんでした。

2013年より前の時代は「ありのまま」という言葉ではなく「自分らしさ」という言葉が使われていたように思います。

 

実際インターネットで調べましたら大変興味深い記事を見つけました。

withnews.jp(

ぜひ全文お読みください。素晴らしい記事です。

 

1985年頃には尾崎豊が「本当の自分」を探しながら苦しんでいる若者の姿を歌っています。

この頃のありのままとは「本当の自分」なのでしょう。

 

本当の自分を手に入れるためには?

そう、もがき、あがき、苦しみ続けなければいけません。

まさに「抗い続け、足掻き続けた、早く自由になりたかった」(尾崎豊 『卒業』)

それは努力です。

 

その後ミスチル世代になると「自分らしさ」という言葉が広く使われるようになります。

では、自分らしさを手に入れるためには?

自分が何者であるかを考え続けなければいけない。

つまり探求が必要です。

探求は努力よりは楽です。

部屋の片隅に座ってラジオを聴きながら、自分と言う存在は何なのかを考え続ければそれもまた「自己探求」です。

そうすれば、自分らしさを発見することができそうです。

 

しかしそれは努力よりも少し簡単な方法です。

 

わが国が高度経済成長から平成の停滞期に入るにつれて、

「努力」が重視されなくなり、「自己探求」が重視されるようになったわけですね。

 

そして2013年にはついに「ありのまま」が現れます!

ありのままを実現するためには?

そう、何もしなくていいんです!

 

この

「本当の自分」(尾崎豊

「自分らしさ」(ミスチル

「ありのまま」(アナ雪)

という自分探し価値観の変遷を見ますと、

実はほぼぴったり日本経済や日本社会の衰退と重なります。

 

どんどんダメになっています。

何もやらないからです。

苦しみを否定するからです。

今の自分のままで良い、太っていてもいい、ブスでもいい、ブサイク野郎でもいい、引きこもりでもいい、そんな価値観が広まっているのですから当然日本という国自体が衰退しますよね。

 

エルサのありのままは「自分の出自、生まれながらの特性に関するありのまま」であることを忘れないでください。

 

ありのままで努力しなくて良いという事ではありません。

 

エルサのありのまま、すなわち氷の魔法が使える事は

「生まれながらにして肌の色が黒い・白い・黄色い」

「生まれながらにしてADHDの傾向がある。もしくはグレーゾーンだ」

「生まれながらにして、お尻が大きい、肩幅がでかい、出っ歯である、ハゲ遺伝子がある」

そういう意味でのありのままです。

 

つまりアナ雪は

「生まれながらのありのままの特性を差別してはいけない。そしてそんな特性を持ってる人は周囲の目に怯えなくてもいいんだよ。その特性をありのまま誇りなさい」

ということであって、

努力しなくていいなんて事は一言も言っていないんです。

 

このことを忘れないでください。

 

最近ありのままが本当に多いです。

ありのままで納得してしまう人が多いです。

 

そのスタイルでは本当に心から自分を誇れる自己肯定感に溢れた世界にはたどり着けません。

それでは本当の喜びにはたどり着けないと断言しておきます。

www.concierge-toukai.jp

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